2025年12月26日金曜日

 

歌のある風景『釜山港へ帰れ』


 昭和58年、渥美二郎の歌でヒットした曲で、もう40年以上前の歌です。でも僕はその当時、この歌に興味を持っていませんでした。

 「つばき咲く~春なのに~ あなたは~帰らない~」と言う出だしで、男女の別れを描いた典型的な演歌なのですが、僕は『トラワヨ プサンハンエ(帰れ釜山港へ)』と言う、チョーヨンピルの韓国語の歌詞で覚えています。

 それは韓国語を習い始めて、最初に買ったCDに入っていました。

 「コッピィイ~ヌン~ トンベクソメ~ ポ~ミ ワ~ッコンマン~・・・」と言う歌い出しで、日本語に訳すと「花咲く椿の島に、春は来たけれど、兄が去った釜山港には、カモメが悲しく泣くだけ・・・」と言う兄弟の別れを描いた歌なのです。

 大陸続きの朝鮮半島では、日本を始め外国からの侵略や、朝鮮戦争などで家族が別れ別れになることが多かったのでしょう、40年も前のその当時は、別れと言うと男女の別れでは無く、家族の別離を思い浮かべたのです。

 サビの部分、「オリュクト~ トラカヌン~ ヨンラクソンマダ~・・・」(五六島を回って行く連絡船ごとに・・・)と言う歌詞を見ると、この歌の兄は、日本に行ったような気がしてなりません。

 現代の関釜フェリーも、五六島の見える釜山港の沖に、夜明け前から通関の始まる8時までの間停泊しています。写真は平成12年の1月7日、低気圧の通過で荒れた玄界灘を、ようやくと乗り超えて着いた釜山港の入り口です。

 この後も波が高く、フェリーは接岸できずに30分ほど桟橋近くを廻っていました。



 このシリーズは随分前から考えていて、発端は『マンチェスターとリバプール』(ピンキーとフェラス)と言う歌でした。
 学生時代に深夜放送から流れてきたこの歌を聞いて、「イギリスのマンチェスターやリバプールって、どんな町なんだろう・・・?」と思いを馳せたのがきっかけです。

 僕が海外で訪ねる町は、考えて見ると美しく綺麗な町と言うよりは、どちらかと言うと辺鄙で、生活感があふれ、それでいてどこか心に響く、洒落た町のような気がします。(一体どんな町なんだ・・・!)


 本当は『ディア オールド ストックホルム』(ジャズの名曲)あたりで、格好よく幕を開けたかったのですが、持ち合わせの写真が無く、仕方なく(?)思いついたのがこの歌です。(「これが一番合っていると言う人も居るかな・・・?)



2025年12月25日木曜日

歌のある風景『コリエソ(街角にて)』

 古い話で恐縮ですが、実を言うとこの歌が韓国でいつ流行ったのか、僕はよく知らないのです。ハングルを習い始め、韓国映画を見ているうちに『8月のクリスマス』と言う映画に出会いました。
 病気で死ぬ運命にある主人公ジョンウォン(ハン・ソッキュ)が雨の夜、思いを寄せるタリム(シム・ウナ)を待ちながら口ずさんでいた歌が、この『コリエソ(街角にて)』であることを知ったのが7年ほど前のことです。映画が作られたのが1998年、歌が流行ったのは、当然それよりも前のことです。

 「街角の灯が一つ、二つと灯り、闇に溶けた夕焼けの向こうに、また一日が暮れて行く時、何故かすべては夢のように思える」という出だしで始まる失恋の歌です。
 でも僕は、遥か昔の、若き日を思う失恋男への共感と言うよりは、次のフレーズに出てくる「ユリエ~ ピチンネ モスブン ムオル チャッコ インヌンジ~、(ガラスに映る姿は、何を探しているのだろう・・・)」と言う一節が、街角を歩きながらショーウィンドウに映る自らの年齢を経た姿と重なり、何とも言えぬ哀愁を感じてしまうのです。

 歌手のキム・グァンソクは1964年生まれ、数々のヒット曲があるにも関わらず、96年に自殺をしてしまいます。亡くなってからも追慕の公演が行われたり、復刻アルバムも出されています。
 映画 『共同警備区域 JSA』の挿入歌「イドゥンピョンエ・ピョンジ(二等兵の手紙)」は日本でも話題に成りました。

 写真は、2000年冬、荒れた対馬海峡を渡った次の日、大雪に見舞われ足止めされたテジョン(太田)の街角です。どこへ行く当ても無く、トルソクパブ(石焼飯)を食べ、一泊しただけで帰って来たのですが、異国の街で見る雪は感傷をそそり、その夜僕は一通の手紙を書きました。(涙で文字が滲んでいたでしょうか・・・?)

テジョン(韓国、2000.1.8)

 サビの部分、「クリウン~クデ アルンダウン モスブロ~ マッチアムイールド オプトン ゴチョロ~ム、( 懐かしい君、美しい姿も、すべて何も無かったように・・・)」
と叫んでから、もう25年。

 心の叫びを載せられる歌が、日本には無いような気がしていたのですが、ふと長淵剛と言う歌手が思い浮かびました。別に好きではなかったのですが、この前テレビに出ていて、「ああこういう歌手も居るのか・・・?」と思いました。
キム・グァンソクについても僕はほとんど知らないのですが、どこか重なる部分があるのかも知れません。


    2025年10月5日日曜日

    秋散歩!

    天気が良く、30度を下回ったので、久しぶりに多摩川を渡って、蒲田まで歩きました❣️🍂

    2025年7月4日金曜日

    ブログ投稿のテスト

    Gooブログが終了してしまうらしいので、ぐうたらフォト日記をどうするか思案中です。

    ここに持ってこれると良いのだけど!

    Facebookやinsutagrumをやって、なおかつブログという形態を続けて行く意味はあるのか?

    と言う気もしますが、過去の日記と言う意味では自分にとっては必要?!

    とりあえず4年ぶりのテスト投稿です。